2011年04月30日

アイスランド(8)世界最古の議会

 アイスランドは10世紀ごろ古代ノルウエーの暴君による専制支配と迫害から逃れて移住したノルマン人によって建国され、彼らたちは世界最初の議会制を確立(930年)しました。この場所がシンクヴェトリル(レイキャビックから北東へ約50km)で史跡として残されています(白い建物)。

       ハイランド最高地点の休憩所にて、後方にアイスランド国旗


 ここからさらに北東へ50kmほどの所に「間欠泉」があり5~10分間隔で10m以上の高さまで熱湯を噴き上げています。ここの Geysir(ゲイシル)が英語の Geyser(間欠泉)の語源となっています。
   


Posted by 清水真一翁顕彰会 at 10:08Comments(0)旅行・自然・文化

2011年04月29日

アイスランド(7)プレート境界

 アクレイリからレイキャビックへの帰りは行きのコースより少し西側のハイランドを越え、シンクヴェトリルに行きました。ここは北アメリカプレートとユーラシアプレートが東西に別れていく境界地帯でその地形をみることができました。 
   ハイランド、湧き出る温泉(たぶん酸性)の近くに放牧された羊が


   さあプレート境界(崖と低地)へ


   プレートが東西に別れて(ひろがって)いくので割れ目・低地ができる



  


Posted by 清水真一翁顕彰会 at 09:30Comments(0)旅行・自然・文化

2011年04月28日

続・静居寺ぼたん

 先日紹介したぼたんがどうなったか気になり25日に見に行きました。20日より多く咲いていましたが、満開ではなくこの連休中がみごろと思い再度紹介することにしました。






 なお静居寺の開創は1510年で、現在の(山号)青原山、(寺号)静居寺、になったのは1682年からで、名前の由来は中国江西省の青原山村にある静居寺と風景が似ているためつけたようです。開祖の賢仲繁哲和尚は静居寺を開く前は焼津の林双院(現在は高草山山麓に移転した林そう院)を開き、さらに高尾山石雲院の開創を手伝いました。  


Posted by 清水真一翁顕彰会 at 09:24Comments(0)島田の話題

2011年04月27日

どうだんつつじ満開

 1昨日(25日)の午後どうだんつつじを見にどうだん原に行きました。
満開で白一色、そろそろ散り始めると思いますが、今月中はなんとか見ることができるのでは

   「ペンションどうだん」の前の道路沿いにも咲いています。


    ハイキングコース入り口の看板、白い花はしゃくなげ


    どうだん原、群生地

   花ばかりで白い木と葉の緑の間に白い花がみられる木とか少し違いがありました。
  


Posted by 清水真一翁顕彰会 at 11:50Comments(0)島田の話題

2011年04月26日

日本とマチュピチュの電力

 福島の原発事故、日本のエネルギー政策を今後どうするのか、すぐにも議論するべきだと思います(民主党は昨年、近い将来原発依存を発電量の50%に上げるという案を作りましたが)。22日の朝日新聞に風力発電の記事が載っていました(写真)。


    先日紹介しましたがデンマークではたくさんの風力発電の羽根をみかけました。


 ところで昨年11月ペルーアンデス山脈のマチュピチュに出かけた時、谷の向こうの斜面に水力発電用の導水管がみえたのでガイドさんにこの付近の電力事情をききました。ここは熱帯に近いけど高度が高いためすごしやすく、エアコンは不要、洗濯は川でするため電気は照明とTVぐらいなので水力発電で十分のようでした。でもより高度の住環境をこの地域の人たちが要求したら・・・。我々日本人はどの範囲まで節電できるか・・・。どの程度の生活水準で良いのか・・真剣に考えねばなりない時期がきたと思います。
      クスコ・マチュピチュ間の農村風景


       マチュピチュ遺跡の下の川と水力導水管(中央奥)

  


Posted by 清水真一翁顕彰会 at 10:47Comments(1)旅行・自然・文化

2011年04月25日

アイスランド(6)世界一のエコの国

 アイスランドのエネルギー政策は1980年代からクリーンエネルギー発電への切り替えを推し進め、エネルギー政策先進国として世界から注目を浴びています。現在では国内の電力供給の約80%を水力、約20%を地熱から得ており、火力・原子力発電所はありません。発電でCO2も放射能もでず、世界一クリーン・エコの国です
    アルデイヤルフォス滝(ハイランドコースからアクレイリへの途中)豊富な水で水力発電


    北東火山地帯、湯がわきでる


    水蒸気、硫黄 これらの熱を利用して地熱発電


 40数年前学生のころ、伊豆半島南部で地熱発電ができないかという県の調査を手伝ったことがありました。結果的にはコストなどの問題で実現しませんでしたが。  


Posted by 清水真一翁顕彰会 at 10:21Comments(0)旅行・自然・文化

2011年04月24日

アイスランド(5)北東部火山地帯・湖

  レイキャビックから北東方向の高原(ハイランド)コースをマウンテンバスで13時間(先日の7時間の記述はミス)走り、北極海に面したアイスランド第2の都市アクレイリ(人口2万人ほど)につきました。
 アクレイリの東100kmに位置するミーヴァトン(ミーは蚊やブヨ、ヴァトンは湖の意味)周辺は現在活発に活動している火山地帯のひとつです。

   アクレイリからミーヴァトン、上が平らな山

   ミーヴァトン付近


 湖は地溝帯にできた構造湖でこの南西部には水蒸気爆発の爆裂火口がまるでクレーターのようにたくさん見られ、北東部は噴気活動やギャオ(プレートが東西に拡がることによる割れ目)などをみることができた。


     ギャオ






またこの付近は月の地形と似ており、アメリカのアポロ宇宙船が月に着陸し月面に人がおりた時の訓練、実験の場所に以前使われました。
  


Posted by 清水真一翁顕彰会 at 12:24Comments(0)旅行・自然・文化

2011年04月23日

アイスランド(4)の氷河

 氷河はアイスランドの南半部に多く分布しています。最大の氷河は南東部にあるヴァトナ氷河ですが、今回のコースでは3番目の広さのホフス氷河をみることができました。氷河の先端は池(湖)のようになっています。 




 ハイランドは氷河以外、砂漠のような地形で、時々以前氷河が運んできた石(モレイン・氷堆石といわれる)がみつかります。 


 氷河の中から火山が顔をだしていることもあります。火山が噴火すると熱で氷河がとけ大きな洪水が発生することもあります。 


         前回写真で紹介できなかったきれいな花です。
  


Posted by 清水真一翁顕彰会 at 10:19Comments(0)旅行・自然・文化

2011年04月22日

静居寺のぼたん

 20日に静居寺に行きました。7日ごろの新聞の記事では「中旬がみごろ」と書いてあったので、もう時期遅れと覚悟して行きましたが、まだ「つぼみ」が多くこれからが見頃、今月いっぱいは良さそうでした。

   門の右側の黄色の葉はもみじ、”ぼたん”はこの写真の左下付近に


 初めてお寺の中にも入りました。寺の説明が書かれた用紙(資料)を参考に見てまわりました。

    一番奥の八角堂
  


Posted by 清水真一翁顕彰会 at 14:00Comments(0)島田の話題

2011年04月21日

アイスランド(3)ハイランド横断

首都レイキャビックはアイスランドの南西に位置しますが、ここから内陸の高原(ハイランド)をバスで横断し北東部の火山地帯などの観光地に行くことができます。このコースは夏期のみ可能で、川には橋はありません。高山植物の仲間や氷河をみながら7時間ほどの旅でした。
       レイキャビックから少し行った所(高原に登り始める)


       ハイランドの一般的な景色


       車で川をわたる(橋はない)


       ハイランドを進むバス、すれ違い


       東の火山からとんできた軽石(白い粒)

  


Posted by 清水真一翁顕彰会 at 18:29Comments(0)旅行・自然・文化